20180326-箱根巡りと標本展

Hasmi/ 3月 26, 2018/ MEMO

もう先月なのですが箱根旅行に行ってきました。一泊二日で回れたのは、強羅公園・彫刻の森美術館・ガラスの森美術館だったのですが大満足でした。数年前に行った

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パラキン6お疲れ様でした!!

Hasmi/ 3月 4, 2018/ MEMO

御礼が一週間ほど遅れてしまったのですが、2/25のパラキン6お疲れ様でした!!今回は約一年ぶりのイベント参加だったこともあり、誰も来てくれなかったらど

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【シェオブ】フリークス

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

 黒ダリアを一輪買った。  それは大層、華美な一輪だ。  不気味で薄暗くて世間の汚らしいところも知っていて、だけどその汚らしい生き方を自ら選んだような

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【シェオブ】潰れる果肉

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

「幼い頃から、僕は誰とも分かりあえずに生きて死んでゆくのだと覚悟を決めていた。それは父に対しても、母に対しても、学校の級友たちに対しても変わらなく、僕

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【シェオブ】硝子の船

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

「冬の海に行きたい、」と君が言ったので、僕ら二人はバスを乗り継いで海岸沿いまで来ることになった。正直、さほど気乗りがしなかったのだが、彼が余りにも翳り

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【シェオブ】君に降る雨 

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

※冒頭部分が、若干『盲目ゆえ、腐敗』とリンクしています。  講義が終わった後、サーフは携帯を取り出してあの透けるような金髪を脳裏に描きながらヒートへ発

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【シェオブ】木香薔薇と白詰草

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

「いい加減──死にたいんだ。」  何の前触れもなく、サーフ・シェフィールドの口からそんな言葉が出たのでヒート・オブライエンは一瞬にあいだに鋭いナイフを

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【シェオブ】シャム

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

──ああ、苛々する。 砕いてしまいたくなる。 その覗き込む目玉を抉りたくなる。 君を引き千切りたくなる。 引き千切る──?  そうだ、僕が千切りたいの

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【シェオブ】目蓋のシェルター

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

イェールからの帰り道、ヒートはサーフが壮年の男性と歩いているのを見かけた。親戚か何かと思ったのだが、どうやら雰囲気と視線がおかしいと思い、ヒートは二人

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【シェオブ】やさしい馨り

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

そう、それはもうジャンキーの一歩手前だった。 何のジャンキーって、包帯に決まってるじゃないか。 白く、清潔でいて、腕を首を脚を胸を覆ってくれる──エタ

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【シェオブ】盲目ゆえ、腐敗

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

すべてを塞いでしまおうか。 すべてを消し去ってしまおうか。 ほら、それは簡単なこと。目を閉じて、一秒もしないうちにシャットダウン。 何も見えない何も感

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【シェオブ】捕食者と共犯者

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

この雨が止んだら、傘に護られた二人きりの空間が一瞬で消えてしまうのだな、と少年は思い、それを少しばかり悔しく思う自分に失笑を向けた。 大学からの帰り、

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【シェオブ】巻かれる発条

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

季節の変わり目は体調をくずしやすい。 気温の変化、重ね着を減らすタイミング。朝方が暖かかったからといって、薄着で出かけると、いとも簡単に風邪をひくのだ

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【シェオブ】フリゴ -frigo-

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

目の前で、ベッドに腰掛けたサーフがアイスクリームを掬う。 白いバニラアイスの上へ、カッターナイフで刻んだチョコレートをふりかけた代物だ。 銀色に反射し

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【シェオブ】服従の手

Hasmi/ 3月 4, 2018/ 小説

寒いね、と彼が言ったから手を繋いだ。 ただ、自然にそっと手を差し伸べてそれを見た少年はなにかを確認するように、撫でるように指を絡め手を繋ぎ返した。 人

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