【猿礼】 水槽/最終兵器室長
水槽 暗闇で目をあけると、背中がみえた。何度か瞬く。眼前にあるそれは上司のものであり、滅多に寝ている姿をみせないくせにいまは規則正しく肩がうごいてい
非番の前夜、愛人契約をしているひととセックスをしながらラグジュアリーホテルの高層階から夜景をみるとき、俺はとてつもない不安感に押し潰されそうになる。
上に乗るの結構すきなんです、とのんびりとした口調でいわれたとき、俺は一瞬意味が分からなかった。一拍おいて、「ああ、あんた騎乗位好きですよね」というと
中学の頃、一定期間だがセフレというものがいた。 出会った当初の印象は同級生の女よりもきれいだな、と思った男。いわゆる、歳上のひとというものだった。